事業は、お金が入ってくる「売上・収入」があって、お金が出ていく「原価・コスト・支出」があります。
両方とも大切ですが、2つのマネジメントの方向性について、改めて捉えてみます。
売上アップとコスト削減、利益貢献に効果が高いこと
売上のアップのほうが効果が高いです。ただし時間がかかりがちです。即効性が高いのはコスト削減です。
コスト削減を行って一時的な利益調整ができたとしても、売上もじりじり下がるようでは、先細りです。
戦略を決めていかに毎月の薄い利益の中から投資を行い、チームの力を引き出して売上を伸ばせるか、を行わない限りは利益が出る体質になりません。
本当の利益創出のためには、売り上げを上げる方法、施策を真剣に考え、再現性の高い方法を生み出すしかありません。
本質的には、
マネジメント層が方針を決めて運営することが大切です。
売上を高めるのに、効果が高い取り組み
売上をアップするのに、もっとも効果が高いのは「実行」することです。
最短で「実行する」ステップを考え、とにかくスピーディに数を「実行する」。
これができないチームが多いと思います。そのフェーズでは実行メンバーは実行9割、考える1割くらいでよいですね。
考える人は社長や部長やマネジャーが行い、実行する人はとにかく行動を行う。
これができる組織は強いです。
プレイングマネジャーはプレイングかマネジャーかどちらかにシフトすべきです。おススメはプレイングマネジャーは、プレイではなく、マネジメントにシフトです。
実行ステップが間違っていても、短期間に数をこなすことで間違いが見えてきます。実行できないんだ、というのであれば、実行するステップを小さくすればよいです。
本質的には、
とにかく今までと異なる方針を決めて短期間に数をこなす行動を実行すること。
コストを削減するときの大切なこと
コスト削減は、長期的には「習慣を変える」ことです。
少しコストを削減しても、わきが甘いと削減しきれません。
わきが甘い、というのは、社内の意識の問題です。
社内の意識は習慣を変えるつもりで取り組まなければ変わりません。
○プリンタのインクは基本的にカラーを使わない。徹底する。
○PCの電源は必ず帰宅時に切る(結構ディスプレイを切るだけの人も多い)
○毎月行っている業務で発生する費用の削減
こういう類のコスト削減は紙に書くことも大切ですし、細かくても実行していなければできるまで相手に伝える、言うことも大切です。
本質は、とにかく習慣になるように徹底するということ。
方針を決める
スピーディに実行する
習慣を変える
事実、大切なことは、いたってシンプルだったりします。
シンプルで大切なこと、苦手だなと思わずに取り組んでしまうことが、一番楽な方法だと感じます。
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