コロンバスのメルマガ 44号
2016年12月28日水曜日
[ 小さくて良い会社とは ]
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こんにちは。緒方です。
もう年の瀬になってしまいました。
本日28日はお休みに入られている方も多いかも
しれませんが、今年最後のメルマガをお送りします。
1年の振り返りと来年のことを考えると、
とても興味深い記事を見かけたので
今日はこの記事を深堀りします。
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▼「小さくて良い会社」をどうやって探すか。
Books&Apps
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安達さんという元Deloitteの方の記事です。
ぜひご確認ください。
学生さんの就職活動を見るにつき、
「小さくて良い会社」かどうかをどのように見極めるか、
それには
マネジメントの良し悪しを見ることが大切
と書かれています。
弊社もインターン生に大変活躍してもらっている
ので、身が引き締まる思いですね。
1年を振り返りつつ、マネジメントが良い会社の
ポイントと、弊社の現状を見ていきます。
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■人を増やすことに慎重である
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弊社は、今年の前半までは人を増やすことに
非常に積極的でした。
すぐにでも欲しい、一人でも欲しい
という意識がありました。
今も人を増やすことは積極的ですが、現在は、
コア人材になれる人を採用したい
そのためにも人材育成の仕組みが必要だ
そしてうちにはまだその仕組みがない
(この数か月は仕組み作り中)
と考えるようになりました。
現在は人を増やすことは急いでいない、
という状況ですね。
また、記事中にある下記。
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成長性の高い知識集約型産業は、
それほど人を多く必要としない。
むしろ人が多ければ多いほど、
「規模の不経済」が働きやすく、
その会社は非効率になるからだ。
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この点に非常に共感しています。
今、ビジネスの主戦場を労働集約型のビジネスから
知識集約型にシフトしようとしています。
そういう意味でも、人材の確保を急いでいません。
内部の質の向上が重点注力ポイントです。
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■「売上を依存している取引先」を持たない
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この点について、弊社は比較的ばらけていると
思います。
事業により粗利率が異なるため、
弊社は売上ではなく粗利で見ます。
まだまだ規模も小さいこともありますが、
粗利が一社に極端に依存しているわけではなく、
多くのお客様に支えられて運営できています。
来年からはさらに取引先を増やしていく見込みで
より多くの企業様に対し、安定的に平均して
高いパフォーマンスを出していきたいと考えています。
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■営業を担う人が最小限である
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この点は非常に反省点ですが、営業を担う人が
ほぼいません。いない、というわけではありませんが、
多々兼任しています。
ただ、今後は積極的なプッシュ型の営業というより、
プッシュとプルを組み合わせた、
マーケティング寄りの営業を仕掛けていくよう
準備中です。
もう一つ、記事では「営業はコストである」と書いてあり
なるほど、そういう視点もありだなと感じました。
営業支援事業を行っていますが、つまり、
営業支援を営業として伝えたらいかん、
ということも感じた次第です。
皆さま、営業を投資と考えますか、
コストと考えますか?
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■「成果をあげること」と同じくらい
「学習すること」に重きをおいている。
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この点も今更ながら実感します。
しかしながら、「学習すること」は
まだまだやり切れていません。
どうしても成果を上げることを重視してしまう
ことが多くあります。
弊社も組織的な学習を行う取り組みの一つとして、
ちょうど来月から「マイスター制度」というものを
スタートします。
マイスターは、
ある技能が卓越しており会社の中で第一人者と
認められる人(に、これからなる!)ということですね。
これはメンバーからの発案なのですが、
各メンバーが「○○マイスター」になり、
とある領域について、週替わりで調べて
自らの学びを他のメンバーに伝えて教えていく、
という学びのスタイルです。
「教える」を通じて「自ら学ぶ」。
継続的に運営していく形で、
インターン生にも参加してもらいます。
長くなりましたが、記事に合わせてみた
弊社の現状です。
まだまだやれること、やりたりないことは
多々ありますので、来年も
「小さな良い会社」を目指し、
その先には
「大きいけど良い会社」になるべく、
前に進んでいきたいと思います。
小さな良い会社、いい響きですよね。
ぜひ皆さまも1年の振り返りを踏まえて、
記事を読みながら現状の自分や組織や会社を
チェックしてみてはいかがでしょうか。
今年もありがとうございました!
次回、年始のメルマガも
どうぞよろしくお願いします。
(次号は、1月1日日曜日のお年賀メールを予定してます。)