早い動きの世の中で遅れているのは

リーダーシップ

企業リスク対策(第77回)[大前 研一氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社
はやり国は変化についていけていないのではないかと思います。同時に国民も。


また、昔では今の情報の変化を予想していなかったので、策定、決定、実施のスピード感がないような制度、法律の定めになってしまっていると思います。
その状況において、なかなか変革していける人はいないですね。小泉さん、安部さん、その他の閣僚、政治家の方々も、変革を志すこと、実施していくこと、維持していくこと、の何が評価できるのかを、国民やメディアも判断したほうがよいですね。
私は小泉さんは変革を志すことができた人だと思います。実施をする人ではないのではないかと思います。同時に、実施をする人は小泉さんの周りにはいた。小泉さんは実施する人を連れてきた。
安部さんは、変革を志す、伝えていくことはあまりうまくない人だと思います。しかし、支持率の低下などで少しあせったりしているのではないかと思いますが、周りに実施する人も多くはない。そのため、実施策や内容についても穴があったりする(穴があるように見える)のではないかと想像します。
また、自民がAと言えば、民主・野党はBという。そのBはAのあげあし取りだったりすることも多々あります。その状況をメディアは安部さんフォーカスをします。自分がその情報を得るときには注意が必要です。
テレビや雑誌は、ひとつの面でしか事象を捉えず、ひとつの面の批判を深めて放送・記事にする傾向があるので、受け手もそのまま受容してはいけません。より多角的な視点が国民にも求められていると思います。
そうしなければ、今もし変革ができたとしても、また20年後、30年後、ひずみが生まれてしまうのではないかと、危惧しています。変革をその後実施していくのは自分たち国民なんですから。国民がしっかりしなければなりません。
自分が年をとったときにまで、なんだか変な社会だとか、そのようには思いたくないです。ひずみが生まれないような行動を行っていきたいと思います。