有り得ない宣言をする効果

リーダーシップ

あるきっかけで、思い出したことがあります。
小学生のとき、確か6年生くらいの卒業間近のころ、「将来になりたい職業」という作文を書かされました。
私は、「宇宙飛行士」と書き、絵まで描きました。よくその絵を覚えています。
でも、宇宙飛行士になんて、これっぽっちもなりたいとも思っていなかったし、
そもそも、今すぐそんなこと決められないよ、とも思いながら書きました。
宇宙飛行士なんてなんで書いたんだろう、と思い出してみると、
何かでっかいこととか、人と違うこととか、手の届かないような将来を掴みたかったのかも
しれません。将来に希望を持っていたのかもしれませんが、よく分かりません。
でもそれよりも覚えているのは、そんなことをやらせる授業に違和感を感じたこと、
あと、「宇宙飛行士と書いても、誰も、馬鹿にしなかったこと」を覚えています。
私は、何かにつけて人からちょっかいを出されていましたから。
20年もたった今でも印象が残っているということは、結構その感覚は強かったんでしょうね。
大人になると、今までの成功体験から抜けずに今までの経験で物事を考えたり、
プランを立てたりします。
でも、ちょっと有り得ないことを考え、有り得ない宣言をするとか、
自分の中だけで収めずに、自分の外に現実のものとして出してみる。
すると、達成しなきゃ、と思うとか、実行力が上がるとか、そういうよく自己啓発本に
書いてあることではなくて、
 意識のどこかに”何かしら”残る。それも多く残る。
ことが重要じゃないかと思います。思い出に残るとか言うことかもしれませんけど。
子どもの頃は、やらされることが多いですが、自由にやれることと同じくらい、
やらされてやることの重要性を感じます。大人になってもです。
がむしゃらに、やらされるのも、実は良いですよね。
そして、大人になって、やらされることが少ない人は、
有り得ない宣言をして、自らやらされることを増やすと、
自分にとっていいことがたくさんあるような気がします。
子どもの頃の体験でインパクトに残っていることには、大人になっても、
自分に活かせるヒントがあるかも。