MVNOではなく、MNOを買収したヤフーとワイモバイル

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今週は驚きニュースが多かったですね。
みんなの党の渡辺さんは個人的には政治家生命が終わったと思いますが、
ワイモバイルがやはり業界界隈では注目です。

「3カ月で決めた」「MVNOでは無理だった」、イーアク買収のヤフー宮坂社長一問一答 ITpro

速報:ヤフーがイー・アクセスの株式を取得、Y!mobile として通信事業に参入 engadget

ヤフーがイー・アクセス買収 3240億円、通信に参入 日本経済新聞

20140327 ヤフー株式会社発表資料 from Yahoo! JAPAN

イーモバイルとウィルコムですからね、ソフトバンクグループがここ数年で買収した会社ですから、グループ戦略があってのことと思いましたが、それらをYahoo!が手に入れる。驚きました。

そして、いろいろな記事を読んでも真正面から第4のキャリアにしていくような形ですが、その状況を見てみました。

■現状

現イー・モバイルの契約数約440万件と、現ウィルコムの契約数約570万件(いずれも2013年12月時点)を併せて1,000万件以上の顧客。
これを倍増させるということは、2,000万件以上の契約数にするということ。
2,000万件の契約数。単純に1,000万件増。

NTTドコモの契約数月次データを見てみます。

Xi契約数:20,554,400件。2014年2月現在

Xiが2010年12月24日にスタート。2年強の2013年2月に1,000万件突破。そして、1年で1,000万件追加して、3年と2カ月で2,000万件。
この間、ドコモは純減を続けていたが、およそ6,000万件のFOMAを含めた契約者がいて、切り替えも含めてXiに移行していった。

Yahoo月間利用者数:4,658万人。

ワイモバイルの強みとしてはやはりYahoo!のユーザーに対するPRを行えること。
ただ宮坂さんも行っているが、ネットでの力は限界があるため、店舗での販売を強化していくと思われる。
店舗をさまざまなコンタクトポイントとして、連動させていくようです。

増加施策

月間利用者の4,658万人のうち、強力な販促活動を行い、0.5%を顧客化できると、月間23万人。1年間で270万人、2年で540万人をネットからの顧客化が可能か。

狙い目はMVNOのSIMのみではなく、端末とのセット販売でリーズナブルに見せる、今のイーモバイル版NEXUS5のような形。
イーモバイル回線が使えてNEXUS5本体も込で月額2,500円はやっぱりリーズナブル感が出てきます。MNPですけどね。

そもそも、携帯市場は飽和状態。
MVNOは2台目SIMとしてPRしている。

2台目としてPRをするか、もしくはMNPなどの切り替えを狙うしかない。
しかし、Yahoo!の入り口として考えれば、Yahoo!の販促費もつかって初期費用や月額費をおとしてMVNOと比べても競争力を持たせることができる。

価格をおとしてイーモバイル回線を安く売り、誰とでも定額の音声通話契約とセットにすることで、月額費用を訴求すれば、AndroidスマホでもMNPを多数狙えるのではないでしょうか。

安い端末がYahoo!の入り口

今スマホからネットへの入り口はiOSでもGoogleが牛耳っています。Yahoo!が検索のデフォルトにしてスマホのYahoo!ユーザーを増やしたりすればメディア価値が高まります。

freetelのような安いYahoo!の入り口を持ったAndroidスマホは回線を増やす役割とYahoo!自体の売上貢献を目的として両立できるかもしれません。
やっぱり期待ですね。

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