ロジカルシンキングとクリティカルシンキング

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マッキンゼー流入社1年目 ロジカルシンキングの教科書:宅配ピザは40分で届けなさい――マッキンゼー流思考術 – 誠 Biz.ID

この記事を見て、ロジカルシンキングとクリティカルシンキング、あー、そんな考え方、二つあったなぁ、思いまして、と両方を捉えてみます。

 

ロジカルシンキング

ロジカルシンキング – Wikipedia

このWikiの記事だけでもなかなか勉強になります。

ロジカルシンキングは、英語でlogical thinking と表記され、その日本語訳として「論理思考」あるいは、「論理的思考」と置き換えられることが多いが、いずれも妥当であるかは議論の余地がある。英語辞書に、logical thinkingという語彙を持つものは少なく、あっても十分な説明になっていないことが多い。例えば、「筋の通った(理路整然とした)論理的な思考」(thinking that is coherent and logical)であるとの説明が、Vocabulary.com および Dictionary.com に見られるが、この説明はほぼ同語反復と言える。また、ロジカルシンキングの英語訳として、critical thinkingが選択されることも多い。
日本でロジカルシンキングや論理思考の概念が広まった契機は、『ロジカル・シンキング』(照屋華子・岡田恵子, 東洋経済新報社, 2001年)以来、主にコンサルタント系の著者たちにより、ロジカル・シンキングのための様々なツールや手法が企業向けに提唱され、ビジネス書のブームとなったことにある。

そうそう、私も買いました。この本。

日本で広まったのが2001年以降だとすると、比較的新しい考え方なんですね。

MECE、ロジックツリーなどなど、整然と物事をとらえたい、と思いましたね。

 

ロジカルシンキングの弊害

ロジカルシンキングが弊害になるとき コロンバスプロジェクト
こちらの記事にも書きましたが、現実問題、ロジカルに話しても(話したと思っても)相手に通じないことがよくあります。

体験からも、ロジカルに考える、ロジカルに物事を伝える、ということを心がけても、万能でも完璧でもないことは感じられるのではないでしょうか。

実際、私が思うに、「ロジカルに考える」範囲は自分の思考の範囲を出ることは少なく、知らないことを知らない領域に対しては気づくこともなく、「”狭い範囲”で自分なりのロジックを考える」、という状態に陥ってしまうわけです。

そのため、相手が異なる視点などを考慮し重要視している場合、論理を崩されてしまうこともよくある話です。

論理的な考えをしても、通じない。

 

クリティカルシンキング

批判的思考 – Wikipedia
クリティカルシンキングはこの「批判的思考」という少々違和感を感じる言葉に訳されます。

しかし、このWikiの記事にはポイントが書いてあり、なるほどと考えさせられます。

批判的思考のガイドライン
Wadeは批判的思考のガイドラインを次のようにまとめた。
・問いをたてる。
・問題を定義する。
・根拠を検討する。
・バイアスや前提を分析する
・感情的な推論(「私がそう感じるから真実である」)を避ける。
・過度の単純化はしない。
・他の解釈を考慮する。
・不確実さに堪える。

またLeftonは次のようにまとめている。
・利用可能なもの、最初の思いついた答えに固執しない。
・あまりに早く一般化しない。
・楽な解決に固執しない。
・最初の答えに合致するような決定に固執しない。
・一部の利用可能なアイデアや前提の検討だけに終始しない。
・感情的にならない。
・もともともっている考えに固執せずに、オープンになること。

実際、物事を組み立てるときには、上記のようなことは考えるわけですね。
このチェックポイントはなかなか興味深いです。

※「過度の単純化はしない」というのは、Simpleにすることが苦手な私には、Simpleに固執させられることもあるかもなと思い返してくれました。

 

コミュニケーション上のクリティカルシンキング

私が思うに、上記にも書かれていませんが、「相手の考慮ポイント・視点」を的確にとらえたうえで、クリティカルシンキングをしなければ、論理的でも批判的でもない話になってしまいます。

結局、コミュニケーションの上では、相手に伝わらなければ意味がない。

賢いなぁと感じる人でも、あれ?結論は何?と感じる話はよくあります。
うーん、その結論はいまいち納得できないなぁ。など。

残念ながら、コンサルタントと実行家・実業家はそのあたりで差が出ると思います。

 
実行が必要なときのクリティカルシンキング、戦略立案時のクリティカルシンキング、誰に説明・議論するためのクリティカルシンキング、シーンによって論理だてるストーリーが異なるので、注意が必要ですね。

しかし、私はやっぱりクリティカルシンキングは弱いと思ってしまいます。
説明よりも行動で示すタイプなので、クリティカルシンキング改めて活用することを意識しよう。