なんでできないの?はいろいろと良くない言葉

※アイキャッチ画像は、longhollowwomen.comより。

私もよく言ってしまいますが、

「あとは、こうすればいいだけ。」
「なんでできないの?」(悪気はない)
「やるだけなのに、なぜやらない」

これらの言葉は、最近マネジメントでもコミュニケーションでもとてもよくない言葉だと痛切に感じてます。

言われた人

言われた人は、何かしらできていないのでしょうね。

上記の言葉は、もしかしたら原因を追及して解決してあげたい、ということなのかもしれません。しかし、原因を見つけるどころか、見つからない。自分ではなかなか原因を言いにくい。

なぜなら、できないことを表明することになるから。もしくは言い訳になるから。

できる人は実行に移しますが、できない人は実行に移せません。

原因は二つ。

こうすればよい、の「こう」が苦手な行動であること。
他に自分が得意な行動があり、そちらを優先してしまっていること。

目的を理解していても、なかなか苦手な行動というのは失敗するし、うまくいかないし、前に踏み出しにくいですよね。

言った人

言った人は、こうすればの「こう」は自分が得意な行動であることがほとんどです。

営業する、細かく作業する、毎日習慣にする、優先順位を決める、ロジカルに考える、学んだことを振り返る(復習)、机の上を整理する、我慢する、などなど。

人によって、得意な行動があり、その自分の行動特性に気づいていないことも多いです。また、特に優秀だといわれる人ほどこのように言う傾向があります。

なぜなら

自分は優秀だと言われて、結果も出せている、そして自分はこの行動をしている。だからあなたもしたらよい。

そのように考える傾向は多くの人が持っています。

よいマネジメントコミュニケーションは目的を達成できるか

この場合、言った人は、目的をきちんと捉え、相手の強みを把握し、目的を解決するために相手がどう動くのが最も効果的か、を考える必要があります。

言われた人は、できれば目的をきちんと捉え、自分の強みを活かせる行動を提案する、とできたらいいですね。
このシチュエーションではなかなかむつかしいですが。

初めは、優秀なビジネスマンでも初心者です。優秀ならコツをつかむのが早く、スピーディにできるようになります。

しかし、どんなに他業務で優秀でもすべての業務で優秀という人はいません。

その点を理解して、どのようにしたら相手が目的を達成できるか、が重要です。

頭ごなしにできない理由を聞いて「できない」を「できる」にすることも一つの方法です。
しかし、理由が間違っていたらなかなかできるようにならない。

そもそもの目的をしっかり捉えなおして、どうすれば達成できるかを一緒に考え、実行に進めることがマネジメントです。


子供にも同じように言ってしまいますね。大人も子供と同じで、初めてのことはメンタルブロックが働くことがあります。

いかにして目的を達成できるかが重要なのでブロックがかかることは別の方法で解決すればブロックもほどけます。そして、次のときにはできるようになっていたりします。

ポイントは、人は同じじゃない、解決方法も一つじゃない、強みを活かす。ですね。