浅草の見方を変えてみた – コロンバスのメルマガ55号

コロンバスのメルマガ 55号
2017年10月5日木曜日

[ 浅草の見方を変えてみた ]

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こんにちは。緒方です。

さて、10月に入りました。

下期がスタート。
クールビズも終了。
仕事も忙しく。
マラソンによい気温・天気が多い。

来年度の受注に向けて動く方、
今年度の売上の上積みをする方、
新しいことを始める方、
様々ですよね。

変化を先に創り出すには、
いつもと同じ考えではなく、
新しい考え・やり方・手法を導入する。

やっぱり視点は大事だ!と目が覚めた体験が
ありました。

今日のテーマは、

「浅草の見方を変えてみた」

という話。

仕事をきっかけに、強制的に自分の視点を
変えたのですが、今まで気付かなかったことを
知ることになりました。

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■訪日外国人の気持ちと行動

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今、仕事でインバウンド(訪日外国人旅行)
の仕事に一部関わっております。

しかし私、英語は苦手ですし、
訪日外国人と接することも少ない。
インバウンドには少し縁遠い人間。

仕事としては、

 訪日外国人が求めるコト・モノは何か
 を理解する必要がある

のに、まったく勘どころがないわけです。

マーケティングの支援をしていても
もやもやしていましたが、ある朝起きたときに、

「そうだ、浅草に行って
 お店と外国人を見てみよう」

と思い立ちました。

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■外国人が吸い込まれる衝撃のお店

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私は墨田区に住んでおり、マラソンでは
家から浅草までの往復をしているくらい、
距離もとても近いです。

土曜日、東武線浅草駅を降りて、
新仲見世通りを歩く。

(新仲見世のマップはこちら:新仲見世商店街)

新仲見世マップ

仲見世通りを通り過ぎて少し人も少なくなるエリア。
オレンジ通りの手前あたりで、

 お、外国人が入ったぞ

と見ていた店がありました。

古いお店、普通のお店。

普通に何も考えずに歩いていたら
私は見向きもしません。

それよりも対面にある
扇子や下駄のお店のほうが華やかですし、
珍しそうな商品もあり、立ち寄ってしまいそうです。

そんな普通のお店を少し見ていると、
どんどん外国人がお店に入っていきます。

それが普通の陶器のお店。
「やま吉」さん。

※普通の陶器のお店、ではなく長い歴史があり、
 浅草に2店舗ある、全国の陶器を扱う老舗でした。

 実は海外向けのサイトでも紹介されていました。
 上位表示されているサイトの記事でした。

▼JapanVisitor
(英語サイト・名古屋の会社が運営しているようす)
Asakusa Shoppingのガイドページ
http://www.japanvisitor.com/japan-city-guides/asakusa-guide/asakusa-shopping

 え、こんなにお客さんが来る陶器のお店は
 なかなかないんじゃないか、と。

お店に入っていく外国人の4人に一人くらいは、
何かしら買っていきます。

お店に入り、一回出ていって、また戻ってきて
商品を買った人もいました。

 すごいぞ、このお店

と思って店の前をうろうろして(怪しい笑)
いましたが、外国人が何を買おうとしているのか
もっと知りたくなり、
近くに行って見聞きしてみました。
(さらに怪しい笑)

ある外国人は、清水焼の5000円、6000円する急須を
見ています。

「これと同じものがあるのか?」と
店員さんに質問していました。

「清水焼の陶器だから、すべてが手作業で
 作られている。同じもの、というものは
 ほとんど店の在庫にはない。
 安い陶器であれば、(大量生産なので)
 同じものがある。」

お店の方は説明。
外国人は納得しているようす。

結局、選んでいた高い「清水焼」の急須を、
二つ、買われました。

だいたいそんな高い急須を買うなんて、
日本人の少なくとも同世代(アラフォー)では
あまり考えられないのではないでしょうか。

同時に、こんな視点で浅草を見たことが
なかったので新しい浅草を知った気がしました。

浅草の商売人からしたら当たり前のことかも
しれませんが、違う環境にいる人間には、
まったく知らない世界です。

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■外国人と浅草と心理

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逆に私が海外に旅行するときのことを
考えると、確かに

「現地の文化に触れたい、
 現地のものを体験したい、
 現地にしかないものを買いたい」

と考えていました。

訪日外国人のアンケート調査もそのような傾向が
あるようです。

一方、私は
IT、デジタル、マーケなどの仕事をしているため、
訪日外国人が求めるサービスは何だろう、
と考えても、

 決済、翻訳、wifiや通信環境、
 があったらいいだろうな

とやっぱりIT関連のサービスの範囲でしか、
想像が膨らませられていませんでした。

もちろんITはあったほうがよいのでしょうが、
もっと外国人が欲しているのは、

 素の日本
 日本でしか味わえない体験・モノ

だ、と感じました。

訪日外国人に関する勉強として
浅草探索だけですので、
大したことはしていません。

それでも、webで調べたり、人から聞いたり、
ニュースで見たりすることよりも、

 実際の観光地でどのようなことを
 外国人は体験しているのか
 背景にはどのような心理があるのか

を見に行ったことはとてもよかったと感じました。

マーケティングでもセールスでも経営でも、

 「顧客視点が大切」

ということは常々言われています。

分からないことを分からないままにしたり、
ネットで情報が手に入りやすいからと、
ネットを見て分かった気になっている。

その状態はビジネスマンにとって、
とっても危険なことだと思います。

自分でやってみて体験して、
そこから得られるものを
加えて考えて取り込んでいく。

机の上で仕事をしているだけでは
本当の課題解決はできないな、
と改めて勉強になりました。

仕事でふんづまったときは、
人と話したり、関連する場所に行ったり、
体験・体感する行動を一つ取り入れたら
新しい視点が発見できるかもしれませんね。

今回もありがとうございました!

次回のメルマガも
どうぞよろしくお願いします。