
コロンバスのメルマガ 33号
2016年3月22日火曜日
[ 課題発見力と忘れる力 ]
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こんにちは。緒方です。
先日3月13日に無事に第4回古河はなももマラソンを
完走しました。
▼古河はなももマラソン
徐々に完走タイムも縮まってきておりますが、
課題も再発見されて、さらにタイムは縮められそうなので
フルマラソンもやめられなさそうです。笑
さて今日は、課題解決を考える、
「 課題発見力と忘れる力 」
の巻。
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■課題解決の基本パターン
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皆さまご存知の通り、課題解決には基本パターンが
あります。
・課題の認識
・現状分析、課題の明確化
・目標・ゴールの再設定
・改善実行計画の策定
・実行・実施
・以降、PDCAによりさらなる改善を図る
という流れですね。
弊社も日々のPDCAを回す中では、課題の発見と解決を
繰り返しています。
徐々に結果も良い数字が出てくるので正しいプロセス
だと言えると思います。
でも、この課題解決手法だけでは、世の中にある課題は
すべては解決されませんよね。
それは例えば
「企業が長く抱える大きな課題」
「私・あなた・彼・彼女が
いつまでたっても抱えている課題」
だったりします。
そういう「長く抱える大問題」は課題を発見していても、
解決できないことが多いです。
そのような大問題を抱えていませんでしょうか?
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■課題を発見した段階で、枠にハマル
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前述の課題発見から解決方法を探すプロセスは、
課題=あるべき姿と現状のギャップ
↓
ギャップを埋めればうまくいく=解決できる
という流れなわけですが、これですと、
発見する課題以外の問題が見つけにくく、
知らない問題が根本的な原因になっていても
気付かない。
です。
課題を発見をしてしまうと大きな問題が抱えている、
「私たちが知らない・気づいていない問題」を
探すことができなくなってしまいます。
まずは課題発見をやめることが、大きな問題を解決する
第一ステップです。
課題を特定せず、ゼロベースで「どうしたらよいか」を
考えたときに、新しい解決が生まれますね。
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■解決をバージョンアップさせる【忘れる力】
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大きな問題を解決しなければならないときに、
課題発見型の解決思考になっていることを
見つける方法は比較的簡単です。
○○ができていない
○○がだめだ
○○が問題だ
○○が足りていない
という否定ワード群が浮かんだときです。
とてもわかりやすい。笑
まさに課題発見しています。笑
「ない」「ない!」「ない~!」です。
確かに課題ですね。
そんな考えにハマっているときは、黄色信号です。
大きな問題は、まず解決できないと思ってよいです。
この黄色信号が発生した時は、
いったん記憶を消去してください。
【忘れる力】が大切です。
そう、まるで、失恋した時の未練を断ち切るかのように。
※もはやそんな未練の気持ちを「忘れたよ」と言う人は
それだけは思い出していただいて 笑。
解決力を高めるための【忘れる力】は
日々の習慣で手に入ります。
私の【忘れる力】は、別のことに没頭するのが
おススメです。
課題のことを忘れると、「課題」は「事実」のみになります。
○○がこういう状態だった
○○がこうだった
ふーん。そうなんだ。です。課題ではなく、事実です。
課題が事実になると、そこにはゼロからあるべき姿を目指すしか
方法が残りません。課題がないのですから。
ゼロからあるべき姿を目指す。
この方法が、最も大きな問題たちを解決できる
今のところ唯一の方法だと捉えています。
~~なお、私の事例。
私も、最近、とてつもなく大きな問題だと思っていたことが
あったのですが、その問題から離れて考えないように
しました。
そして、そもそもあるべき姿になるために、
やろうと思っていたことばかりを実行していたら、
その結果たちが大きな問題を解決してくれていました。
いや、いつのまにか問題がなくなっていました。
その間、2週間くらいです。
改めて個人的に発見してから、すごい力だと思っています。
【忘れる力】
そんな力もあるのかと、ぜひ使ってみてください。
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※ちゃんとやらないといけない仕事は忘れないように
しましょうね。
※課題解決プロセスで解決できることか、そうでないか、
の見極めも大切ですね。
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今回もありがとうございました!
次回メルマガもどうぞよろしくお願いします。
(次号は、3月31日木曜日を予定してます。
年度末!皆さまお忙しいと思いますが、
次回はしっかり配信したいと思います)