プロジェクトはフレームワークです。
関わる様々な案件をプロジェクトという型に落とし込むことで仕事の進め方や管理の仕方、重要な抑えるポイントも、業務のパターン化が可能になります。
もちろんすべては異なる業務です。いつもと同じ作業、ルーチン作業で終わることはほとんどありません。
付加価値が高く、毎回異なる業務でも、フレームワークが同じであれば、未経験者もスピーディに業務に慣れ、チーム全体の生産性を上げることができます。
プロジェクトを捉えるフレームワークとして大事な要素は下記です。
【全体の把握】各要素の管理、徹底、ボトルネックの解決
【スコープ】作業の範囲、業務の範囲
【スケジュール】期日とマイルストーン
【品質】品質の定義、アウトプットのレベル、内容
【人財】チームの人的資源、スキル、経験、チームワーク
【コミュニケーション】ステークホルダー(関係者)間の円滑なやりとり、スピードと正確性、チーム内を含む
【予算・コスト】プロジェクトの予算とコスト管理の徹底
これらがまずは抑えるポイントになります。
もし新人の方、新卒の方がプロジェクトに参画して取り組みやすいことはスケジュールの管理かもしれません。しかしかなり重要なプロジェクト要素です。
プロジェクトリーダーは全体把握と各管理、推進、調整を行いますが、各現場のメンバーに必要な要素はまた異なるかもしれません。
柔軟にプロジェクトを捉え、プロジェクト関係者がフレームワークを理解して自身の業務を担当するだけで、チーム力が向上されます。
案件をプロジェクトに落とし込んでみてはいかがでしょうか。
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