昨日1月26日、お客様の出展された展示会にお邪魔してきました。
展示会はこちら、スマート物流EXPOです。
実際のところ、展示会の人の入りは、、、、かなりの人が来場されていました!
スマート物流の展示会ページでも「【来場者数】70,000名※(前回32,795名) ※予定」となっており、2倍以上を見込んでいます。2倍以上。
その記載の通り、コロナはもう明けた、と言わんばかりの人だかりでした。
そして、出展されたお客様も、「かなり良い成果が出そうだ」と汗をかきながら笑顔でお話いただいておりました。
この展示会にかなり多くの来場があったことから、世の中の動向を考えてみます。
展示会出展に関する企業の動向
実際に、2022年12月に調査された記事を拝見すると、展示会出展企業様の背景としては
・2022年は2021年に比べて出展を増やした=36%
・直接お客様に提案ができることが出展理由=80%
【展示会出展の実態調査】約4割がコロナ禍と比較して出展数を増加。一方で、取得した「名刺情報の活用」に課題あり
とあり、おそらく2023年でも、積極的にお客様との接点を作りたいと考えていることが見受けられます。
コロナでお客様との接点を作ることが難しかったことから、確かに合点がいきますね。
展示会に来場する方の動向
では、来場する方の心理はどのような背景があるでしょうか。
一般的な話ですが、展示会に来場する方の理由は主に下記です。
・情報収集や業界トレンドの把握:74.5%
・取引先などからの招待:39.6%
・特定の製品やサービスの商談:25.5%
約7割が「オンライン展示会に興味」~コロナ禍の展示会実態調査(来場者編)で明らかに~より
コロナになり、外出自粛が強くなったことから、最も多い情報収集や業界トレンドの把握は、オンラインの場に極端に移りました。
しかし、今多くの場で起きていると感じることは、「オンラインで情報収集ができるようになった」と思っていたが、本当の欲しい情報というのは見つからなくなってきた。
その陰には、「自分たちに合った、固有の情報が欲しい」という欲求が個々人の中にたまっていっている、と考えています。
さらには、世の中の外出自体の自粛傾向が薄まっていることからも、「より知りたい情報を自ら取得したい」という意思の現れが昨日の展示会の活性につながっていたのではないか、と感じてしまう次第です。
2023年のBtoBマーケティング
本日、合わせて2023年のBtoBマーケティングという記事を書いています。Podcastの記事です。
・お客様はセルフサービス型が加速し、お客様の中で資産をためる。オンラインから離れて別の情報元を探していく行動も増える。
2023年BtoBマーケティングについて(3回目・まとめ)
まさにこのような傾向が展示会で見られたのではないかと感じました。
今年は、従来のオフライン中心のBtoBマーケティングも揺り戻りで増加し、本当の意味での、デジタル+オフラインをフルに活用するお客様のことを考えた顧客中心のマーケティングが多く展開されていくのではないかと思います。
そんなことを感じた展示会体験でした。
展示会、行ってよかった!
今年も出だしが良いので、良い1年になりそうです。