1月10日のセミナーで話をした、価値について、もっと探求したいと考えました。
価値
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%A1%E5%80%A4
2つの記事を元に話しています。
○どうでもいい話は、「電気ケトルが便利」という話です。
#マーケティング #セールス #コミュニケーション #顧客視点 #コンテンツ #ビジネス #BtoB #BtoBマーケティング
(提供:株式会社コロンバスプロジェクト https://columbusproject.co.jp)
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B2BコミュニケーションとB2Bビジネス談話は、コロンバスプロジェクトの緒方です。
本日、2024年1月10日にこれを収録しています。先ほどセミナーを行いました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。セミナーでは価値について話しました。Value Propositionの流れから、B2B Elements Of Valueの話をさせていただきました。価値は奥深く、泥沼にはまるレベルだと思いますが、今日はこの価値について改めて話したいと思います。
今、Wikipediaを見ていて、価値に関して興味深いことが書いてありました。日本語のWikipediaで、価値について調べれば出てくると思います。まず、価値にはマーケティングの価値と普通の価値があり、歴史的な変遷があるようです。古代ギリシャでは、美しさや善が価値とされていました。中世ヨーロッパの哲学では、誠実さと美しさが良いものとされる伝統が生まれ、中国では人間性が価値として認められていました。これらは、資本主義やヨーロッパの発展に影響を与えています。つまり、価値は集団によって形成されるもので、個人が感じる価値と周囲の人も同じく価値が高いと捉えることが必要です。比較の要素も重要になってくるようです。
次に、時代や地域、人間集団によって価値観は異なります。学問の領域ごとに扱う価値も異なります。特にマーケティングにおける価値は、顧客知覚価値(Customer Perceived Value, CPV)として、顧客の主観に基づく評価です。効用と費用の差が価値であるとされています。
経済学では、価値には効用価値説と労働価値説があります。価値のパラドックスとして、水は使用価値は高いが交換価値は低い、一方で宝石は逆の例です。これは、使用価値と交換価値の違いに関連しています。価値は様々な視点から人が感じるもので、希少性が価値を高める要素の一つです。
マーケティングにおける価値とは、顧客が知覚する効用と費用の差です。これを「顧客価値」と言います。価値には機能的価値、金銭的価値、社会的価値、心理的価値があります。これらはB2Bマーケティングにおいて非常に重要で、心理的な要素が大きく影響します。営業の人との相性や企業の印象など、心理的要素は多岐にわたります。
B2Bのマーケティングでは、機能的価値と金銭的価値が重要です。例えば、ある機能が時間の節約につながれば、それは価値があると言えます。心理的価値は経済学的な捉え方とは異なり、マーケティングの観点では強調されます。B2Bのマーケティングにおいて、心理的価値は非常に重要な要素です。
最後に、バリュープロポジションやマーケティング上の価値をどのように捉え、市場や顧客に伝えるかが重要です。これは、営業マン個人に任せるのではなく、会社として取り組むべき大きなカテゴリーです。今後も価値について話していきたいと思います。今日は以上です。B2Bのコミュニケーションについて、今後も話していきます。