コロンバスのメルマガ 40号
2016年9月8日木曜日
[ 利益創出の仕組みづくり ]
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こんにちは。ご無沙汰しております。
緒方です。
久しぶりのコロンバスのメルマガで、
振り返ると7月21日の39号以降、1か月半、
お休みしておりました。
この1か月半、もちろん夏ですし、遊びましたよ。
20周年のフジロックフェスティヴァルにも行きました。
大きなプールに行って、子供と遊び、
日焼けで背中をやけどしました。
ちゃんとお墓参りもしまして、日々の感謝と
これからのお願いをご先祖様にしてきました。
ただ、残念ながら、前回メルマガで冒頭に伝えていた
ポケモンGOはやっていません。
と、遊んでばかりで、メルマガもお休みしていたわけですが、
仕事も一応しておりまして、今日はこの1か月半の
”ディープな”取り組みを報告します。
今回のテーマは
[ 利益創出の仕組みづくり ]
です。
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■大きなコア課題とは何か
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弊社は今年の6月末で2期を終えたところ。
まだまだ小さな所帯です。
この2年間、いろいろなことがありました。
営業、マーケ、運営、管理、採用人事、など、
それぞれの良かったことと課題があります。
今、多々出てきている課題はひとつずつ
解決しようとしてもすべてがつながっているので、
全体の解決に至りにくい。
成長面の課題が多数にかつ大きく感じ、
同時に、
お客様に一番迷惑をかけてしまうかもしれない
という危機感が募ったことが、コア課題の発見と
解決を行わねば、と思った経緯です。
では、多くの課題を解決できる、コアな課題は何か。
このコアな課題とは、おそらく100%に近い確率で
トップの意識の改革
です。
トップが描く将来イメージと、「今」がずれている。
今の会社、今のステージ、今の組織、
今の売上・利益状況、今の人員、など。
将来は「今」の先にある。
将来は「今」には降ってこない。
そうだな、そうだな、自分が変わらないと、と思い、
では、何が取り組むべきテーマだ?と考えていったことが、
ギュッと社内内部の改善に着手しようと考えたきっかけです。
注)もしあなたがトップではなかったとして、
トップの意識が変わらないから、
たくさんの課題が解決できないのだ、
と考えたなら、それは大きな間違いです。
この話はまた今度。
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■社内業務の仕組みづくり
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継続した事業成長のための内部改革。
この7月から8月、何を行っていたかと言うと、
社内業務の仕組みづくり
です。
社内業務の仕組みづくりが取り組みテーマだと捉え、
仕組みづくりにより人材採用面、営業面、
その他の課題の解決と、長期的な成長基盤を作ろう、
と考えた次第です。
この仕組みづくりにあたり、いくつか、
基本の思想の転換、パラダイムシフトを行いました。
★ここが一番のポイントだと思います。
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○良い人材とは
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良い人材はスキル経験がある、スーパーマンではない。
スーパーマン集団の組織を目指すのではなく、
誰でも仕事ができる、新卒も、インターンでも
利益に貢献できる。
良い人材とは、明るく楽しく前向きに仕事ができる人。
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○個人スキルと仕組み化の関係
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小さな企業だからこそ
個人に依存しない業務の仕組みが必要であり、
その上に個人の個性と強みがある関係が良い。
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○作業は設計と指示により「必ず」高品質を保てる
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作業を手放すのは、怖いです。実は作業には
ノウハウがたんまり詰まっているから。
でも生産性が低い作業が仕事になってしまっている
可能性は高い。
私たち、社内メンバーは
「業務の設計と指示に特化すること」
「設計は100%を目指さないこと」を行い、
作業は作業者に任せる。
それにより、品質・価格・スピードのすべてを
高める。
プロジェクト管理、ディレクションも仕組み化を
目指す。
※逆に言えば、作業者になんでも求めない。
スーパーオペレーターには協力者が必要。
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まだまだ変化していくと思いますが
これらは弊社の重要な概念になるのではないかと
感じています。
具体的な取り組みとしては、
・業務の細分化を行う
・システムづくり(IT化)
・ドキュメントのフォーマットづくり
・業務マニュアル作り
・外部のパートナー、インターンメンバーへの
協力依頼を行う
などを行っています。
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■出てきた効果
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取り組んでみて、現在、
実感している効果としては、いくつかあります。
★1:各メンバーのプロジェクトタスクがより
明確になり、スピードが増しました。
★2:今まで時間がかかっていた作業を
アウトソースしたり、インターンチームに
協力してもらうことで、メンバー各自が
付加価値の高い業務にシフトし始めています。
★3:システム化(IT化)により作業効率が図れ、
業務時間の短縮につながった。
★4:お客様のむつかしい課題に対応できるように
なってきた。費用面・スピード面の柔軟性が
高まったと感じます。
まだまだ仕組みづくりは途中ですが、
「手ごたえあり」です。
これでまた、たくさんのお客様に価値提供を
できるのではないかと感じています。
社内の業務がうまく回転する。バランスが取れていく。
これは、利益を生み出せる体質になっていくことを
意味します。
次のやるべき取り組みは、
もっと多くのお客様とプロジェクトを
ご一緒させてもらう
こと。
セールス&マーケティング面に力を入れて、
ご一緒させていただけるお客様を増やしたいと
思います。
10月より下期に入りますし、体調に気を付けて、
気を引き締めて楽しく仕事しましょう!
今回もありがとうございました!
次回メルマガもどうぞよろしくお願いします。
(次号は、9月22日木曜日を予定してます。)