
コロンバスのメルマガ 58号
2017年11月22日水曜日
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こんにちは。緒方です。
様々なマーケティングプロジェクトに関わると、
企業内の人間模様
を感じます。もしくは重要なポイントだと思います。
そんなことを仕事で感じながら、ふと思った、
組織では邪魔になりがちな、
天邪鬼(あまのじゃく)
な人の活用方法。
今日のテーマは、
「あまのじゃくマネジメント」
という話です。
個人的なポジショントークと
マネジメントを結びつけました。
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■コンプレックスとあまのじゃく
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私、小さなころ、非常に周囲の人との
「違い」に敏感だったと感じています。
人と同じだと、いやだ。
人と違いすぎるのも、いやだ。
違うことで、違うものと見られることが、いやだ。
非常にめんどくさい 笑
今では、
人と同じところもあれば、違うところもある
とだいぶフラットに捉えられるようになってきた
つもりです。
しかし、本質的な意識としては、
同じはいやだ
という意識が強いと感じます。
異なっていたい、
異なる考えを持っていたい、
世の中の流れに流されたくない、
言われた指示が正しいと限らない、
まっすぐじゃなく、回り道が近道かもしれない。
私は、あまのじゃく、だと思います。
素直じゃない。
部下にしたら面倒なタイプです。
※今までの上司、先輩、同僚の皆様、お世話になりました。
大変感謝しております。今後ともよろしくお願いします。
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■こんなお客様の声に敏感に反応する
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そんな、私ですが、このあまのじゃくタイプが
仕事に活きているのかもしれない、と思うことが
あります。
実際、セールス&マーケティングの仕事に関わっていると、
(「現実問題、むつかしいプロジェクトだ)
と、”お客様が言う”ことがあります。
こちらが言うのではなく、お客様が言う。
その理由は、
お金がない、人がいない、経験がない、人脈がない
いずれかに当てはまります。
そのとき、私の「あまのじゃく」は反応し、
そんなことはない。必ず目標達成はできる。
目標に対して近づいていくことはできる。
と考え、
どうしたら、今のヒトモノカネ情報と
お客様の見えない資産を活用して
目標達成を目指せるのか
を考え、提案します。
自分たちができるベストソリューションの提供を
目指します。
最近、気が付いたのですが、これはこれで、
自分の「あまのじゃく」という特徴を
仕事に活かしているのだ、と思います。
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■人の活用とマーケティング
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最近は人材採用が楽ではありません。
弊社も同様です。
そのような環境では、
今いる人材・外部パートナーをいかに活用するか
=最大パフォーマンスを発揮してもらえるか
が大切です。
人がいない、という前に、身の回りを見てみれば、
社内にいる面倒なメンバー(私みたいなあまのじゃくも)
苦手なタイプでほとんど話をしないメンバー
この人はこの業務はできないな、と感じるメンバー
など、実は力を発揮できていないのかもしれません。
あなたが、
人に対して「この人はこうだ」とレッテルを貼ったとき、
最も可能性を狭めているのは、「この人」ではなく、
あなた=私
です。
その人の可能性を狭める以上に、
あなた=私の可能性を狭めている
ことにつながっています。
組織の中で、もしくはチームの中で、
「(ネガティブな意味で)こうだよね、この人は」
という雰囲気になると、あまのじゃくな私は、
「そんなことはない、この人が
どうしたら力を発揮するか考えてやるぞ」
と考えるようになりました。
大変なのですが、人ができない、という
むつかしいことにチャレンジするほうが
楽しいんですよね。
※やっぱりあまのじゃく 笑
部下として面倒なあまのじゃくは、
「こんなやつはマネジメントやリーダーなんてできない」
と思われがちかもしれません。
上記は、あまのじゃく思考人間の
視点変化プロセスの一例ですが、
視点を変えればマネジメントもできる、
かもしれませんよ。
世の中のあまのじゃくも含めて、
多くの人が自らの力を活かして楽しく仕事ができると、
もっと豊かになると信じて、
今年も残り1か月ちょっと、張り切ります。
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上記のような考えは何かフレームワークに
ハマるのかな、と探していたところ、
イグノランスマネジメント
という考えを見つけました。
▼「知らないこと」が思考回路を起動する
日経ビジネスオンライン
問題解決の本を書いた方の記事です。
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今回もありがとうございました!
次回のメルマガも
どうぞよろしくお願いします。