営業マンの役割は「仕事を持ってくる」「売上を上げる」「利益を出す」「顧客満足を高める」などなど多岐にわたります。
日本で最も多い職種も「営業」です。
そんな営業マンが本当の意味で続けるべきことを書いてみます。
シンプルで、基礎であり、本質です。
エッセンスです。
既存のお客さんとコンタクトを取ること
これはおろそかにする人が多いです。
既存顧客の仕事は、新規顧客の仕事より5倍も獲得効率が高い、コストも1/5という話があります。
でも、新しいお客さん、目の前のお客さんとのコンタクトばかり重視して、過去のお客さんに目を向けない方がとても多いです。
この基本を行うだけで、売り上げは上がります。
仕事がもらえることに感謝する
仕事がもらえる、仕事がいただけることに、心底感謝しない人もいます。
また、お客さんに対して、文句を言う方も多々います。
文句ではなく改善提案であればよいのですが、文句は何も生まず、なくします。
文句は、信頼を失います。
発言した人の信頼を失います。
仕事がもらえることを確かに感謝する必要があります。
好きであること
仕事も、自社も、お客さんのことも好きであることが本質的で、原動力にもなり、そのマインドが求心力にも営業力にもなります。
好きでないことが伝わると、周囲の人は一歩下がります。とても簡単にスピーディにそうなります。
全部は好きでなくても、その仕事でもなんでも一部が好きであるなら楽しめます。
楽しい気持ちは、人を惹きつけます。
相手の立場に立つ
営業でなくても共通ですが、相手の立場にたって考えることができるか。
とても重要です。
判断や発言から、相手は感じ取ります。具体的にはよくわかりません。
相手は、営業マンのすべてを感じているので、言動、発言、行動、その場の判断や対応、すべてが重要です。
そんなに感じ取られたら気が気でありませんが、むしろ心の底からできることをとことんやるしかないのです。
本当に相手の立場に立つなら、相手がうれしいことをやったらよいのです。相手も楽しいことをやったらいいのです。
営業マンは本当に取り組まなければならないことはテクニックではありません。
エッセンスをきちんと取り込めば、おのずと仕事も舞い込み、売上数字も長く続けられるものになります。
不思議ですが、本質をシンプルに抑えれば売上が上がります。
究極に言えばそのことだけでよいため、人間として成長できる仕事だなぁと本当に思います。
シンプル。本質。営業マンだったら、外せない視点ですね。