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営業の基本:断り文句は断られたわけじゃない

2015.08.07

セールス&マーケティング

営業でも、インサイドセールスでも、営業時にはお客様は必殺の「断り文句」を言ってきます。

まさに断り文句の例がこちらの記事にありました。

トップセールス1800人の結論!断り文句を突破する「5つの切り返し法」とは? ダイヤモンド
【断り文句の例】
(1)すでに他社とつき合いがある
(2)価格が高いという印象がある
(3)忙しくて話を聞いていられない
(4)不景気で予算がない
(5)いまは検討していない
(6)親戚/知人が買っているから、必要ない
(7)満足していて何の問題もない
(8)興味がない
(9)どこで買っても一緒
(10)買ったばかり

記事では切り返し方を真っ当に書いてありますが、当社の考えはそれぞれ異なります。
1 素直にお客様の言うことを真に受けます。
2 一方で、適切なタイミングを見計らいます。

押してよさそうな企業であれば、押します。
しかし、たいてい断り文句が出てしまった場合、その場で何か前に進むということはかなり可能性が低いです。

無駄に印象を悪くすることはしません。

ただし、ほとんどの場合、未来永劫可能性がないのではなく、断り文句を言ったほどですので、今後の取引の可能性は大きいです。

ですので、次にいつどのような状態になったら契約ができそうか、を確認します。

【断り文句の切り返し】
(1)すでに他社とつき合いがある
→なるほど、いつからお付き合いされていますか?
→わかりました、では予算のことを考えると検討段階になることが多い○月ころに再度連絡差し上げますね。

(2)価格が高いという印象がある
→なるほど、費用対効果として○○と同じような効果と考えるとかなりリーズナブルですよ。

(3)忙しくて話を聞いていられない
→失礼しました。では、別途、今後情報提供しますのでご確認ください。
→失礼しました。では、メールに情報をお送りしますので、メールアドレスをお教えいただけますでしょうか。

(4)不景気で予算がない
→なるほど、失礼しました。来期予算はだいたい12月ころからのご検討でしょうか。そのときにお電話させていただきたいと思います。

(5)いまは検討していない
→そうですね、長く検討が必要だと思います。そうしましたら、○月ころ再度連絡させていただきたいと思いますが、資料などお送りしますので、メールアドレスお教えください。

(6)親戚/知人が買っているから、必要ない
→なるほど!わかりました。では、○○(メイン商品のオプション商品)について別途連絡しますね。

(7)満足していて何の問題もない
→素晴らしいですね!それであれば問題ないと思います。とはいえ、何かしら問題が出てくることもあり得ると思いますので、当社も運営時の課題などの情報をまとめましたらご連絡しますね。

(8)興味がない
→お時間いただき大変失礼しました。また改めさせていただきます。
※後日連絡して、別担当者を狙う。

(9)どこで買っても一緒
→企業様ごとに相性があるので、一概には言えませんが、、、当社から買っていただけたら満足度を高めます。○○もサービスできますよ。

(10)買ったばかり
→では今は検証フェーズですね。落ち着くころに連絡差し上げますね。

とにかく、基本はお客様の発言を一度「承認」します。受け入れます。受け入れられると人は安心します。
もしくは受け入れてくれた人の発言は簡単な要望であれば聞き入れていただけます。

心理的なアプローチを重要視し、断り文句を言っていただけるお客様をどんどん増やしていきながら、すべてのお客様に絶えずコンタクトを取って行けば、必ず仕事につながります。

最ももったいないことは、こちらからお客様を切ってしまう、諦めてしまうこと。

長期的なお付き合いは起きる可能性が高いのでお客様を捨てることはなしに営業を楽しみましょう。

 
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