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営業から始めるとよいこと:営業から学んだ10のこと

2015.08.14

インサイドセールス

2013年の記事ですが、こんな記事が目に留まりました。

なぜ「まずは営業から始めなさい」なのか!?-営業マンの、営業マンによる、営業マンのためのブログ|オルタナティブ・ブログ

私ははじめから営業だったので「なぜ営業から始めるのか」など考えたこともありませんでしたが、確かに、、、
・私も営業という仕事は始めは好きではなかった
・エンジニアから営業になった人は落胆している人ばかりだった
・営業ではなく人事や企画をするために転職する人も多かった
と考えると、一般的にはあまり営業を好む人が少ないことは想像できます。

私が個人的に営業をはじめにやっておいてよかったことを上げてみます。

責任感とリーダーシップが磨かれた

営業は会社の代表としてお客様と話します。
その発言内容は責任もついてきます。口約束も法的には契約(と認められる)です。
大きな責任が人を成長させてくれます。

責任取りたくない!という気持ちは、大した責任なんて取れないんだから、思い切りやろう、と切り替われたらよいですね。
責任を持って仕事をすると、リーダーとしての資質が磨かれます。営業は花形と言われる会社もありますが、リーダーになりえるということですね。

成長実感が明確にある

目標設定には、数字目標と行動目標があります。よく議論になるのは営業以外のメンバーの数字目標をどのように組み立てるのか。
逆に言えば、営業は数字目標を立てやすい職種で、明らかにここまでできた!数字を残せた!という実績が残せます。

この目標を達成していく経験の中では、未達になることもあり、苦労して達成することもあり、振り返ると、1年前ではできなかった多数のことができている自分がいます。成長実感が明確にあります。

修羅場をいくつも経験できた

責任はときにはお客様の期待値とともに存在し、クレームにもつながります。

自分がやってもだめ、人に依頼してもだめ。
この場で納めなければ会社に損失がでる。
契約がなくなる。
出入り禁止になる。

そういう場は何度も体験できます。笑

修羅場は振り返れば人をドンドンっと成長させてくれます。
それがうまくいったことでも、失敗したことでも。

人から長く感謝される経験ができる

営業は対面でのコミュニケーションも行うため、感謝の気持ちと言葉をダイレクトに受け取ることができます。
この経験はときに感動します。

やっててよかった。

と思います。苦労の先にある感謝の気持ちほどありがたいものはありません。

そして、感謝の気持ちを受け取る経験ができると、感謝の気持ちも人に伝えられる人になれます。
感謝のサイクルが回れば、必ずよいことが起こります。

お金のことをしっかり考えられるようになった

営業はお金のことを学べます
単純な話、会社はお金がなければ回りません。

給与も出ません。オフィス代も払えません。電話代すら払えません。移動もできません。

細かく言えばお金にうるさいと思う人もいるかもしれませんが、それが現実です。

そして、そのお金は世の中回っていて、お金が入ってくるような活動を現場で率先して実行するのが営業です。
※広く言えば会社全体であり、企業活動としてのマーケティングです。

現場で企業活動を体感していけるということは大きな経験だと思います。

全体最適の視点が持てるようになった

営業は対企業間取引の場合、お客様の担当者一人と話をするわけではありません。
・お客様の背後の組織
・会社の方向性
・収益の状態(中小・大企業の差)
・一人の人の業務の課題
・企業成長のステージ
などなど、様々な情報を元にお客様と対話して営業・販売していきます。

優秀な営業マンで、「営業」というプロセスのみにフォーカスしている人はいません。

全体の仕組みを捉えて的確なコミュニケーションと行動を通じて信頼を勝ち取っています。
全体最適の視点を常々持つことが求められます。

ビジネスが成り立たなくなりそうなときに踏ん張れた

営業は自ら陽を登らせられる職種です
今の時代、新しいサービス、取り組み、ビジネスに関わらなければ一生は生きていけないと思います。
それほど変化が激しい時代です。

新しいビジネスを始めようとすると、荒波が発生し、基盤のビジネスが崩れたり、新しいビジネスの投資が多くなったりします。何でも取り組まなければならない状態。

そんなときに必要なスキルは営業スキルだと思っています。
自分の体一つで、最小限の投資で売り上げを上げて行くことができるスキル。
多くの経営者やリーダーが、泣きながらでも辛い思いをしても、なんとかできている人は営業スキルを持っています。

事業を組み立てられるようになった

事業組み立てができなかったころと、最近を比べると、まだまだ甘いのだと思いますが、事業の立ち上げや見込みをつけることはできるようになってきました。

その際、当然売上プランを含めた事業計画を考えるわけですが、売れる、売れないではなく、売る!という気持ちで組み立てられるのは営業ならではではないかと思います。

事業には経営視点、マーケティング視点も持った営業マンが必須です。

会社経営/事業推進には営業が不可欠だった

今思うと、営業行為をしていなかったころはやはりうまくいかないものですね。少しうまくいっても、安定しない。常に不安定。

本来獲得すべきこと、獲得しなければならないことを能動的に狩りに行くことが、経営には必須です。

これは会社経営のみならず、個人事業であっても同じですし、店舗経営(小売り・物販など)でも同じです。

営業経験を持っていればマーケティング視点も持てるようになり、事業運営がスムースに進められるようになります。

最後に:営業経験は未来の糧だった

日本は将来労働者人口も減り、仕事の在り方も仕方も変わってきます。
国も開業率を上げて行くことを戦略に入れていることも含めて、多くの個人事業社も生み出していくことでしょう。

自分で事業をやることを全く考えていない人すら、事業をやらなければならないときがくる。
そのような人の比率は非常に高いと思います。

もし、新卒でも新人でも中途でも、営業を任される、としたら、全力で取り組むことをおススメします。
できる先輩営業の行動や考えをひたすら盗み、会えるお客様、知り合いにはとことん会って、GIVE&GIVEする。

今できる行動はすべてする。
今できる経験はすべてする。

将来の糧になります。

新人営業さん頑張ってください!

 
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