ファクトフルネスを読みました。
なかなか面白かったです。
- 自分の思い込みをいかになくせるか。
- フラットに物事をとらえられるか。
- 事実、本質は何か。
- 見えることと見えないことは何か。
- 表面的な見え方の裏にある、人の心理・考え・思考は何か。
私はそんなことを日々考えているのですが、「統計データ」というものを元に、人の思い込みが非常に多いことを説明してくれています。
そして、事実・データを元に考え行動することを阻害する、人が持つ10の本能を説明しています。
- 第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
- 第2章 ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
- 第3章 直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
- 第4章 恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
- 第5章 過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
- 第6章 パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
- 第7章 宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
- 第8章 単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
- 第9章 犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
- 第10章 焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
日本でも世界でもフェイクニュースがあふれているし、ネガティブな思考発想、批判的な思想発想はインターネットにもたくさんあります。
そのような考えに引き込まれず、目の前のことにとらわれすぎない、偏った考えをしないようにするために。
ファクトフルネスという考えは使えそうです。
ぜひご一読を。
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FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 | Amazon↓アジャイルメディア・ネットワークの徳力さんもnoteを書いています。
「ファクトフルネス」は、2019年に日本人がまず真っ先に読むべき1冊だと言えると思います。note.mu