いくつかのプロジェクトに関わっていまして、共通する出来事はよくあります。
そのうちのよくある出来事として、”使えないと思う人材をリーダーがプロジェクトから外す”ということがあります。
長い間仕事をしていたら、誰しもこのような出来事が身の回りで起きたことがあるのではないでしょうか。
私もプロジェクトから外れていただく判断をしてきました。
また、小さな企業では人員整理も少なからずあると思います。
今、自分で感じるのは、リーダーとしての力が足りてない証拠だと思っています。
プロジェクトの規模を広げる、企業であれば別の仕事を見つける。
それができればこの人材不足の世の中で、人材を減らす必要もなければ、使えないと思っている人材はむしろ大切で不可欠な人材になります。
こういう考えの背景には、社員一人の力でできることよりも、組織の力でできることのほうが圧倒的に大きいと思っているからです。協力すればよい組織やプロジェクトチームは必ずできる。それができないのは育成の仕組みやノウハウの継承がうまくできていないということ、と考えています。
特に企業の採用については特に厳しく見定める必要が当然ありますが、人材を企業側から削減する、解雇する、ということは本当になくしたいものですね。