ランチェスター戦略ではニッチを攻めろと言います。
しかし、専門を絞り込み小さな市場を明確に定めることが本質で、「未開拓で誰も知らないような小さな市場を攻める」とは異なります。
大きな市場のニッチを探せです。
それが、そもそも狭い市場規模をメインマーケットとしている経営者、リーダー、会社があります。
最近のイノベーション、もしくはブルーオーシャンなどの言葉からでしょうか。
初期の軌道に乗せる目安は3000万円から1億程度までの規模で構いませんが、
ニッチを攻めるといってもある程度(売上5億程度)までは、少なくとも見込めるマーケットサイズを考えること。
また、5億、10億を超えると、1リーダーでは成長ができなくなりがちですので、仕組みの構築や組織の強化、社員の育成制度なども重要になってきます。
経営者、リーダーは「今の戦略」と「長期的な戦略」は常にバランスを取りながら、ニッチマーケットの攻め方、組織、戦術、サービスとメイン(マス)マーケットの攻め方、組織、戦術、サービスを考えて推進する必要がありますね。
私たちは、今どの段階なのか。
私たちは、将来どうしていくのか。
私たちは、踊場に立つとき、足りない要素は何でどう調達するのか。
ニッチが強いんだ、ニッチで攻めるんだ、という言葉だけにとらわれずに、常に事業のバランス感覚が必要だと思います。