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セルフイメージの扱い方と間違い

2014.10.20

「コドモ」力・「オトナ」力

cameleon
(周りを見本にする理想イメージはカメレオンイメージだ)

よくセルフイメージが大切といいます。

あなたが、私が、どうありたいか。
どういう行動を取っていたいか。
どういう考えがよいと思うか。

高いものを身につけよう。
よい服装を着よう。
よいものを食べよう。
Facebookでいいね!をもらうことが、いいね!
朝早く起きよう。残業をやめよう。

たっくさんありますね。自分がなりたい姿は、もうそれはたくさんあるでしょう。

セルフイメージの理想像、とはなんなのか。

でも、セルフイメージの理想像を無理に作っても、半分程度しかできないと思ってます。

なぜなら自分の本質と理想が離れていることが多いから。

理想は外部の情報からしか取り入れることができません。
理想の自分をまだ経験していないのですから。
あのリーダーみたいになりたい、あの社長みたいになりたい、という見本があるわけです。

そうしたら自分と「あの」人は違うのですから、理想に掲げたらギャップが生まれるのは間違いないわけです。
決して「あの」人が取っている行動は、セルフイメージを上げようと思って取っている行動ではなく、
「あの」人が一番スムースで無意識に取ってしまう習慣であることが多いからです。

私の心の底と、周囲から見た私

こんなことを思った機会がありました。
会社で人が辞める、離れる、というのはとても残念で辛くて離れるなと心から言いたいこともあります。

恋人が離れていくのと同じように。
彼女彼氏から友達に戻るだけといいますが、そんなに割り切れません。

私はやっぱり彼女彼氏からただの友達に戻ることはできない人間です。

心の底では、離れてほしくない、と叫びます。

 
でも、仕事では、離れていく人に対してはとってもクールに「わかった、仕方ないよね、卒業おめでとう」などと言います。満面の笑みで。周りに対しても。

人は私を「冷たい」とか「ビジネス的」とか「割り切ってる」とか言います。
実際表面上はそうです。

 

現状と理想のギャップ。多くはこれが問題。

心の底と、表面で違うことなんて五万とあるわけです。

セルフイメージの組み立てによって、自分の現状と理想のギャップが生まれます。

そのギャップが大きくて、自分の本質と異なることだとしても自ら考える理想に向かって努力するのは、辞めたほうがよい。

セルフイメージに苦しめられるセルフイメージは、書いていないはずです。
楽しくセルフイメージを自分に組み立てていくことを、イメージしているはずです。

 
本来のセルフイメージは、日々自分の感情や本質と向き合って自らを高めていくことが不可欠だと思います。
セミナーなどで行うアウトプットなども非常に大切ですが、セルフイメージをブラッシュアップし、自分の中に確立していくプロセスはもっと泥臭くて、退屈で、時には自分が嫌になるかもしれません。

それは理想と本質が違いすぎるから。

 

セルフイメージの扱い方

セルフイメージは、「適当に扱う」のが、正しい扱い方だと思います。

理想を目指すのも大切、でも切り捨てることも必要。
理想でなくて自分の本質を伸ばすほうがよいこともある。
自分の本質を基軸にしたときの理想のセルフイメージは何か、改めて捉えなおしてみる。

日々日々捉えなおしてみる。いや、たまにでいい。毎日やっていたらくたびれる。

周りの人は理想のリーダーで頼りになるリーダーだと言ってくれたとしても、
自分としてはそんな理想のリーダー像にならず、
自分自身は思っている以上に、あやふやであいまいで
迷いが多い人間には変わらないのだろうと、
そんなことをふと思ってみました。

 
私が相手や社会にできることをしっかり自分に嘘をつかず、行動を重ねること。
その方法が、楽しくて、毎日自分の成長もしっかり把握できる。

それが一番だな、と思います。

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