
経営者は常に判断をしなければなりません。同様にプロジェクトリーダーや事業責任者も事業の判断をすぐにする必要があります。
なぜかというと。。
・結果は、悩み考え抜いたほうがブレがなくなる。その場の判断がなくなる。しかし、考え抜く時間を費やして、売上利益を創出できるか、というとそうではない。実行しながら悩み考え、修正していくほうが、より適したプロセスを組み立てられ、利益を創出できる。
・判断、決断をしないあいだ、1週間としても、メンバーが4名いれば、1か月分の実行待ちが発生する。判断がすぐにしなかった場合、1週間という時間はとても短い。1週間したら、コストが1か月分、追加されると考えたほうがよい。そして、1カ月のコストを回収するには時間がさらにかかる。コスト回収に最短で1カ月かかったとしましょう。
1週間の判断待ちは、メンバー4名×(1週間+1カ月)の5人月分の損益減が発生してしまう。
そのインパクトたるや、おそろしい。
組織において、一つの判断が遅れる重要性、重大性に気づいていないリーダーが多すぎる。
もし他の事業より先に進みたいなら、すべての判断を1日もしくは1時間、1分でどんどん判断、決裁をしていくこと。
判断の時間は5倍の時間分の損失を生み出す。
どんどん実行していこう。
実行していけば、効率は圧倒的にアップする。
判断と実行。スピードを上げることは、収益に直結する。