コロンバスのメルマガ 7号/2015年2月12日木曜日
[ 驚いた。銀だこマーケティング ]
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こんにちは。緒方です。
ブルーボトルコーヒーが上陸しましたね。
↓ブルーボトルコーヒー 日本サイト・清澄白河店
https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/kiyosumi
清澄白河はさまざまなコーヒー会社の焙煎所がある
コーヒー活況の場所なんですって。
でも駅から10分ほどの住宅地にあり、
営業時間は8時から19時。
メインターゲットは地元の主婦の方々でしょうか。
ブランド引力はどれほど強いものか。
今後が楽しみですね。
今度行ってみます。
さて、今日はご存知たこ焼きの「銀だこ」のあるツールが
”すごかった”という話です。
■■■正月にイトーヨーカドーの銀だこを買いました■■■
我が家の近くにはイトーヨーカドーがあり、そこで正月に
銀だこを買いました。
さすが銀だこ。正月でも行列です。
結構待ちますよね、銀だこ。
行列に並んでいると、正月恒例の福袋。銀だこ福袋です。
たこ焼き引き換え券 2枚(通常のたこ焼きが無料)
たこめしの素 1つ
クーポン付カレンダー
が1000円です。
たこ焼き引換券をその場でも使える上、550円もする
たこ焼きだから2枚もあれば1100円の価値。
はい、私、すぐに購入。
順番が来てたこ焼き引換券でたこ焼き一つ購入して、
帰りました。
私は、この福袋について、
たこ焼き引き換え券2枚を使わなかったら1000円も払って
損だけど、我が家はたこ焼きみんな好きだし、使うでしょう。
うんうん、先に支払わせておいて、使わなかったら
もうけモンの商売なんでしょうよ。
その手には乗りません。
なんて思っていたら。。。
。
。
。
。
福袋に入っている、クーポン付カレンダーが素晴らしい
グロースハックツールでした。
■■■銀だこカレンダーの6つのポイント■■■
さて、銀だこクーポン付カレンダー。写真撮りました。
これです。ぜひご確認ください。
http://www.clmbs.jp/blog/?attachment_id=1377
いくつかポイントがあります。
画像と合わせて、下記の6つのポイントをご確認ください。
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【1】福袋を有料で販売している
→無料券を有料で買ったようなものだし
私のどこかで得したい気持ちが生まれる。
【2】カレンダーに毎月使える100円引きクーポンがついている
→私の気持ちからすると、お、これ使おうよ。となる。
【3】カレンダー型だからテーブルに置いておける
→使いたいクーポンがあってしかもカレンダー。
ならテーブルに置こうか。
【4】カレンダーには月に3回ある「8のつく日はポイント2倍!」も
すぐにわかって目に入るようになっている。
→クーポン使うなら8のつく日に行こうかなと思う。
【5】ポイント使いたいならアプリをダウンロードしよう!
→どれだけ貯まるかわからないけど、忘れたらもったいないから
ダウンロードしておこうか、と思う。
【6】毎日銀だこさんが我が家の食卓に居る。
→カレンダーを捨てない。家族みんなも忘れないように
近くに置いておこう。(→食卓に置きました)
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こんなにたくさんメリットもあるけれど、
このツールで一番大事なことは、カレンダーであることでも、
毎月クーポンがあることでもないと思います。
■■■銀だこマジックの本質■■■
私が思うに、この銀だこカレンダーが絶妙に素晴らしいのは、
有料で販売して福袋を購入させている
無料引き換え券をその場で使って商品を購入している
少し得した気分になっている。
そしてもっと得できるカレンダーを手に入れてしまった。
ということ。
○有料で買ったにもかかわらず、得した気分になっていること。
を生み出した点がとても重要だと思います。
もし、福袋ではなく、ただ単にこのクーポン付カレンダーを
無料で配っていたら、
無料でもらった
その場では商品購入には使わない
家に持って帰るがありがたみがないので、
いつのまにかなくなる
というお客様もとても増えることと思います。
結果使われない。
マーケティングは、心理戦です。行動心理学も活用されます。
福袋とカレンダーを活用した銀だこマーケティングの本質は、
思考と心理を読み取ったプロセスと仕組みにあると思います。
■■■私たちができること■■■
顧客の心理を考えずにツールに走るマーケティングは
費用だけが先走り効果が半減します。
営業さんもマーケティング担当者も仕事に関わる人はすべて
しっかりお客様の心理を掴みたいですね。
私たちが企画をするのであれば、
・無料の施策ばかり提案しているなら、有料の施策も検討してみよう。
・お金で得させるなら、何度も買わせる仕組みを考えてみよう。
・これ使いたい、と思わせるのは継続接点の仕組みがあるとよい。
カレンダーも接点として使えるかもしれませんね。
今まで考えていなかったことだから、自分の思考の枠をいかに超えられるか。
とてもわくわくしますね。
よく、顧客視点を考えろ。というけれど、
顧客視点より深い、顧客心理。
銀だこは相当に深かった。
感動したので、今度銀だこさんにどうやって企画しているのか
聞いてみようかな。成長の秘密が隠れているのかも。。。
あと、私たちもよい企画を考えて実行したいと思います。
では、また次回メルマガをどうぞよろしくお願いします。
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▼ぜひ教えてください。
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