
1週間ほど、配信に間が空いてしまいました。
少々悩んでいたことがあり、それは、やはりスコアリングについてのベースの考えを見定めなければMAの本質的な価値がわからなくなってしまう、という点を感じていたことにあります。
スコアリングというのは、わかりやすいように見えますが、むしろいろいろなユーザーの行動、心理、インサイトなどを見えなくしてしまいます。
人の心理はもっと複雑です。
お客様が興味を持ったことを分類しようとすると、1つのスコアでは表せなくなります。
例として、メールマーケティングにおける開封1点、クリック5点とした場合、開封5回がクリック1回と同じスコアであるにも関わらず、その意味は全く異なるものです。それでもスコアにしてしまうと、同じになってしまうのです。 数値にすることは、さまざまな人の行動を数直線の上にのせてしまうことに他なりません。
スコアリングの最大のデメリットは、このことにあります。
スコアが意味することをもっと分解して運営していくことが、MAのスコアリングを活用する第一歩になる、と考えています。 引き続き、データやスコア、数値について、お伝えできるように紐ほどいていきたいと思います。
○前書きは「数字の罠」という話です。
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(提供:株式会社コロンバスプロジェクト https://columbusproject.co.jp)
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