COLUMBUS PROJECT

イエスバット法

2017年6月12日

相手の考えや言い分を、「その通り」と一度認めたのち、「しかし」と言って自分の考えを述べる会話術。

相手の意見に反論したい場合、相手の意見をすぐ否定するよりも、一度理解し、納得、共感の感情を表現した上で、自分の主張をやんわりと伝える。

これによって「自分の意見が否定された」という反感の感情を抱かず、自分の意見を聞いてもらいやすい状況を作ることができる。

 

<ENGINEコメント>
イエスバット法は円滑なコミュニケーションや相手を刺激せずに話をしたいときには効果的です。社内のコミュニケーションは特にイエスバットを使うと穏やかな方と受け取られやすいです。

一方で、自分の考えを述べることが最優先になるようなコミュニケーションフローばかりを考えていると、「作為的だ」とも受け取られてしまいます。

「合意を取って、お互いが一緒に進められるような状態を目指す」などの基本姿勢があれば、問題はありません。

テクニック優先で活用するのではなく、本質をきちんと押さえて使いたい手法です。

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