2017年6月21日
世界 10 万社以上で導入されているクラウド型CRM、顧客管理システムSalesforce。
Salesforce上の情報は、顧客との今までのやり取りの積み重ねであり、企業の財産です。その顧客情報を活用して、効果的なメールマーケティングを行わない手はありません。
営業の新しい手法としてインサイドセールスが注目される中、マーケティングオートメーションツールも盛り上がっています。
しかし、スモールビジネス、スモール組織においては、BtoBの顧客獲得を獲得する際には、インサイドセールス費用に投資はしても、マーケティング費用は抑えたい、という初期フェーズもあります。
その際におススメしたいシステムツールは、
シンプルなSFAとメール配信
です。やはりメールによる顧客への情報提供はインサイドセールスには欠かせません。効率的なメール運営は成果量や活動量にも影響します。
SFAツールとしてはSalesforceを選ぶことをおススメします。インサイドセールスではコール業務1件1件の精度を高めるためには活動管理、多くのリードを効率的に運営するためには顧客管理が非常に重要になります。その際にSalesforceのレポート・ダッシュボード機能と、オートメーションの機能を使うことによる効率化は計り知れません。
Salesforceには1日あたりに処理できるメッセージ数、サイズなどに制限がありますので、より効果的にメールマーケティングを行いたい場合、Salesforceと連携できるメール配信システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
メール配信システムの導入によって、下記が効果として期待できます。
では、Salesforceと連携できるメール配信システムを4つご紹介します。
企業 | トライコーン株式会社 |
---|---|
本社 | 日本 |
Salesforce | Enterprise, Unlimited, Force.com, Developer, Performance |
対応言語 | 日本語、英語、中国語(繁体字/簡体字) |
特徴 | セールスフォースのメール拡張アプリとしては、日本NO.1の導入実績 |
機能 | ・配信するメールのFROMアドレスの複数登録 ・配信するメールの文面の複数登録 ・リードや取引先責任者以外へのメール送信する抽出条件設定 ・5分に1度セールスフォース(Salesforce/Force.com)にAPIで接続。配信予約ごとに配信データを抽出し、1時間約13万~40万通のスピードで配信。 ・メール効果測定(開封・クリックのスコアリング)やオプトアウトをSalesforceへ書き戻し。 ・配信エラーになった顧客データに対し、値の更新や加算、エラーとなった日時や理由をSalesforceに書き戻し。 ・迷惑メール対策技術DKIMに対応 |
プラン | ・配信制限なし。1日1000通以上のメール配信が可能。 ・2週間の無料トライアル ・Standard Edition: 月内総配信数100回 配信通数10万通まで ・Professional Edition: 月内総配信数500回 配信通数50万通まで ・Enterprise Edition: 月内総配信数1000回 配信通数100万通まで 5万円~※詳細は問い合わせ |
URL | http://apex.tricorn.net/products/autobahn/index.html |
企業 | シナジーマーケティング株式会社 |
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本社 | 日本 |
Salesforce | Enterprise, Unlimited, Performance |
対応言語 | 日本語 |
特徴 | 200社以上の導入実績。テクニカルサポート、セミナー、業務密着型トレーニングなどのアフターサービスが充実(有料) |
機能 | ・メール配信:Salesforceの顧客(リード、取引先責任者、キャンペーンメンバー、カスタムオブジェクト)に対して、1日あたりの配信回数、1回あたりの配信通数の制限なく、大量・高速にメールを配信(実測値:60万通/時) ・フォーム作成:Salesforce上で資料請求やセミナー申込用のフォームをノーコードで作成、HTML/CSS/JavaScriptでカスタマイズ可能。独自ドメイン対応。フォームで送信された情報は、見込顧客データベース(リードオブジェクト)に登録される。 ・Webトラッキング:顧客がどのページを見ているのか、このページはどの顧客に見られているのかSalesforce上で確認が可能。インサイドセールスからのコンタクトの際に役立てることができる。WebアクセスログをSalesforceの顧客情報(リード・取引先責任者)と紐づけられる。 |
プラン | ・フォーム:フォーム作成 月額15,000円~ ・メール:メール配信 月額30,000円~(データ件数により変動) ・オールインワン:フォーム作成・メール配信・Webトラッキング 月額50,000円~(データ件数により変動) |
URL | https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergylead/ |
企業 | The rocket science group |
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本社 | アメリカ |
Salesforce | Professional, Enterprise, Unlimited, Force.com, Developer, Performance Lightning Experienceに最適化 |
対応言語 | 英語 |
特徴 | ・英語ベース。日本語にも問題なく対応 ・凝ったデザインのメールマガジン記事作成やリスト作りに最適 |
機能 | ・MailChimpとsalesforceの顧客情報を同期させて管理。メールアドレスリストのインポート機能。 ・メールデザイン、配信、マーケティングキャンペーンの追跡・分析 ・凝ったデザインのメールをドラッグ&ドロップで簡単に作成。モバイルとPCの両方のプレビュー画面が確認できる。 ・A/Bテストによって効果的なメール配信が可能 ・ダッシュボードから、これまでに配信したキャンペーンごとの配信数や開封率、クリック率を一覧で確認することが可能。 |
プラン | ・登録アドレス2,000件以内、月12,000通配信以内なら無料 ・マーケティング自動化、スパム診断、チャットとメールでのサポートなどは有料プランのみのサービス ・有料プラン:登録アドレス1001~1500件 月内無制限配信 $20.00~ ※随時バージョンアップ中のようなので、サンドボックスで一度ご確認ください。 |
URL | https://connect.mailchimp.com/integrations/mailchimp-for-salesforce |
企業 | Benchmark Internet Group |
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本社 | アメリカ |
Salesforce | Professional, Enterprise,Unlimited |
対応言語 | 英語、日本語、スペイン語、ドイツ語、中国語(繁体字/簡体字)、イタリア語、ポルトガル語、フランス語 |
特徴 | ・世界15か国に現地法人を置き、9か国語に対応するグローバルなサービス展開 ・世界50万社以上の導入実績 |
機能 | ・フォーム作成・メールマーケティング(HTMLメール作成、配信、効果測定)・オートメーションまで全ての機能を備えたプラットフォーム。 ・500種類以上のデザインレイアウトやテンプレート。ドラッグ&ドロップで簡単にHTMLメールが作れるレスポンシブ対応。画像編集、コードエディター機能搭載。 ・顧客リスト管理、オートメーション、投票&アンケート、ステップメール機能 ・開封、クリックの詳細が確認できる効果測定機能 ・A/Bテストによって効果的なメール配信が可能 |
プラン | ・無料トライアルが可能。 ・登録アドレスが5万アドレスまでであれば配信数無制限で利用可能 ・初期費用0円 月額1,500円~(登録できるメールアドレスの数、配信数によって変動) ※SalesforceはSalesforceの顧客情報をBenchmark Emailにインポートが簡単に可能です。メール配信の結果情報などをSalesforceと連携することはできません。 |
URL | https://www.benchmarkemail.com/jp/email-marketing/salesforce-integration |
それぞれ価格も違いますし内容も異なります。用途によってサービスを考えたいです。
●Salesforceとの連携を重視するならAutobahn
●WEBトラッキングしたいならSynergy!Lead
●無料から始められるMailChimp
●低価格で多機能なBenchmark ただしSalesforce連携はリストインポートのみ。
▼MailChimpとBenchmarkの比較は海外サイトに多数あります。
※Salesforce連携版とは機能が異なる場合があります。ご注意ください。
GetApp
https://www.getapp.com/marketing-software/a/mailchimp/compare/benchmark/
G2 CROWD
https://www.g2crowd.com/compare/benchmark-email-vs-mailchimp
どちらもMailChimpが優位に書いてあります。ただ、日本語サイトがあるのはBenchmark。
Salesforceを変更しなければリーズナブルなのでまずは活用してみることもよいと思います。
さまざまなメール配信システム。メール配信の運営を考慮した場合に、より簡単に運用できる機能を各社が提供しています。
自社でどのように運用するかを踏まえて選定をしたいですね。
【資料DL】社内資料として活用できるPDF資料をダウンロードできます。下記よりダウンロードURLをお受け取りください。
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