COLUMBUS PROJECT

スノッブ効果

2017年7月13日

ある物に対し、他者の消費が増加するほど、個々人の需要が減少するという現象。

人間には、他人が持っていない物を持ちたい、なかなか手に入らないものが欲しい、という希少性に対する欲求や、人から特別だと思われたい、他人に自慢したい、という顕示的欲求があり、「他の多くの人が持っているから欲しくなくなる」という現象はこの欲求が高まるために起こるとされている。

<ENGINEコメント>
スノッブ効果も意識しておいたほうがよいですね。ある程度購入者が増えてくると、「みんなが買っているから買いたくないな」という方が出てきます。

ただし、スノッブ効果が見られた場合、購買意欲が落ちた方も「同様の他の商品を買う」という傾向があります。

そのような方々には「限定特別商品」「特別キャンペーン」などを展開し、他の商品を買うのではなく「みんなが持っているこの商品をこんなに得して買ってやった!」と、自己顕示欲に訴求する施策も有効であり重要です。

またシェアが上がってきたときには、同様のブランドの別商品・サービスを展開して販売する、ということも事業企画・商品企画・マーケティング上で重要ですね。

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