COLUMBUS PROJECT

インサイドセールスの心理的効果について

2016年4月11日

インサイドセールス業務を長く実施していますが、効果はかなり大きいと感じています。

インサイドセールスがもたらす効果を心理的影響の視点から7個挙げてみました。

(1)単純接触効果

ザイオンス効果ともいわれます。長い時間を共にするよりも、短い時間でも頻度が高いコミュニケーションのほうが親近感がわきます。

(2)声による意識集中効果

声だけのやりとりのため意識を集中させます。場合によってはさまざまな考えを持ちながら行う打ち合わせより集中した答えや考えを引き出すことができます。

(3)秘密効果

電話は実際、濃密なコミュニケーション手法です。1対1であり、自分が大きな声を出さなければ誰と話したかも何を話したかも誰も知りません。秘密のコミュニケーションは仲間意識や協業意識を高めます。

(4)実行による信頼効果

電話でコミュニケーションを行う中で、「分かりました、○○までに○○しますね。」と提案し、必ず実行をすると、相手は信頼します。有言実行により信頼を高められます。

(5)時間効率

訪問の場合、1時間の打ち合わせと移動の往復1時間、合わせて2時間の時間を費やします。電話の場合、場合により30分の話をすることもあります。効率は4倍です。少なくとも電話会議1時間を行ったとしても時間効率は2倍以上です。

(6)好意の返報性

小さな提案により「あなたのため」の行動を増やすことができます。顧客は好意と受け取り、反対に好意を持ってくれるようになります。

(7)ハロー効果

1つの特性から相手を見る効果です。前述の「実行による信頼効果」とも同様ですが、確実な行動・約束を守る・時間を守る、という行動を行うことで、「この会社は信頼できる」と感じていただけます。※実際に実行力がなければ信頼してもらえないため、この効果を得るためには実行力がなければなりません。

以上7つの視点でした。
まだまだありますので追加してまいります。

ページTOP▲